ウブで不器用なお殿様と天然くノ一の物語
ホッ…良かった…。
気持ち悪いって言われるかもって、気が張ってたから…。
兄貴の言う通りだった。こんなに喜んでくれるなら、言って良かった。
灯里が俺の腕の中にいる!
抱きついて来てくれている。
あ、ヤバイかも…
反応……してきた、かも……。
「………ねぇ、彬良?」
「ん?なんだ?」
「だったら……
彬良のハジメテ、全部私にくれる?」
プツン
『うぉぉぉぉ〜〜〜〜‼︎‼︎‼︎』
理性の糸が完全に切れた!
こ、この小悪魔は、変わらず健在だ。
「や、やる!
もちろんだ。
もらってくれ‼︎」
「フフフ…。彬良……」
そう言って、にっこり笑った灯里に
…………………ハジメテをもらってもらった。
気持ち悪いって言われるかもって、気が張ってたから…。
兄貴の言う通りだった。こんなに喜んでくれるなら、言って良かった。
灯里が俺の腕の中にいる!
抱きついて来てくれている。
あ、ヤバイかも…
反応……してきた、かも……。
「………ねぇ、彬良?」
「ん?なんだ?」
「だったら……
彬良のハジメテ、全部私にくれる?」
プツン
『うぉぉぉぉ〜〜〜〜‼︎‼︎‼︎』
理性の糸が完全に切れた!
こ、この小悪魔は、変わらず健在だ。
「や、やる!
もちろんだ。
もらってくれ‼︎」
「フフフ…。彬良……」
そう言って、にっこり笑った灯里に
…………………ハジメテをもらってもらった。