俺様vs…私??第2部



それだけ言って、私は拓の部屋を出た。








私は自分の部屋に戻るなりベッドに倒れこんだ。






【俺…お前のこと、いつも
泣かせてばっかりで
幸せにしてやれなかった…。

そんな自分が嫌で…
それで…お前と別れたんだ…。

俺よりも、お前のこと幸せに
できる奴がいるって思ったから…。

だけど…

やっぱり、俺無理だ…

お前がいないと無理…。

別れてからもお前のことばっかり
考えちまう…。

…今でもお前が好き。】




【お前の幸せを願う。

有沢のこと応援する。俺も前に進むよ…。】




【けど、俺もそんなに諦めんの早くねぇからさ?

しばらくお前のこと好きでいさせて?】





拓の言葉が次々と頭の中をよぎっていく。






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