俺様vs…私??第2部





「何で謝ってんの??」



俺の声が段々怒りっぽくなる。




「……ごッめん…ッ」





「謝らなくていいから…

藤崎拓と何があったのか言えよ。」




「…………」



けど受話器の向こうからは泣いてる声ばかりで、一向に話す様子はない。




「泣いてねーで

なんか言えよ…。」



いつのまにかに

俺の頬に何か暖かいものが伝っていた。













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