俺様vs…私??第2部
いや、本当は気になるけど。
俺たちの横を通り過ぎていく
幸せそうな彩音を見てたら
なんか辛くなった。
あの笑顔が俺に向けられて
ないことが・・・
この前まで、彩音の幸せを願う
って思ってたのに・・
矛盾している。
「本当に平気なのか??」
「平気だって。」
「・・なら、いいんだけど。」
「ほら、購買いくぞ~・・・。」
「・・・おう。」
裕也の腕を引っ張って
俺は歩き出した。