人気者の彼は私だけに甘い《バレンタインの日》


電気がついているから樹くんは来ていると思う



今更だけど緊張してくるよ〜



大丈夫!


大丈夫!



大きく深呼吸をして扉を開けた





ガラッ



静かな教室には扉の開いた音が響いた



樹くんはスマホを見ていたけどすぐに顔を上げてこっちを見た



「ごっごめんね。私が言ったのに先に待ってもらって…」



樹くんのもとに行って誤った








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