始まりは貴方の一言
日常
「キーンコーンカーンコーン」
今日がまた始まった。
友達は少しいるがいじめられている。
いきってる集団からブスだの顔面土砂崩れだの。もう聞きあきた。
まあいいや、すぐ学校も終わるだろう。

「なるなー部活行こ」
私の名前はなるな。
部活はサッカー部。

サッカー部の女友達が声をかけてきた。

「うん!行こ」

ちなみに部活でも男子の先輩からいじめられている。たくさんのサッカーボールが上から降ってきたり、散々だ。

だいたいこんな一日を過ごしてる。

家に帰ればママと妹がいる。

妹は9歳離れてるから4歳だ。
また子守りかと思いながら・・・

妹とは半分血が繋がっている。
俗に言う種違いってやつ。
だから妹のお父さんはたまに帰ってくる。

この時はまだ家族をいろんな人を憎む日が来ることなんて想像もついていない。
ただでさえ、荒れ狂った学校が嫌で仕方なかったのだから。

今日な妹のお父さんは帰ってこないから、
普通にママと妹でご飯を食べてお風呂に入ってだらだらして寝る。

毎日こうして、日々がすぎていくと思ってた。あたしは何がしたいんだろうか。夢はある。医者になること!昔ばあちゃんになれって言われたから。勉強は嫌いじゃなかった。真面目な人間だ。人の言いなり。わたしに幸せな未来はあるのだろうか。
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