始まりは貴方の一言

そんなことを思いながら日々の日常を送っていた。
そんな時･･･

(痛い、なにこの感覚。え？なに)

その時まだ処女の私でも何なのかがわかった。
これは多分SEXってやつ。

とてつもない鈍痛が走った。

恐怖で目は開けられない。
けど不審者かと思い恐る恐る薄目にして暗闇の中シルエットを見たのだ。

(なんで？なんで？どうして妹のパパが･･･)

その時声は出せなかった。
怖くて痛くて目をぎゅってつむって終わりを待った。

(ママは？ママはどこなの？なんでママ気づいてくれないの？え？ママは知ってるの？妹は？どこで寝てるの？ねぇどうしたらいいの。)
頭の中でたくさんのことを考えた

ただ日常を過ごしていた中で初めて一人で寝る恐怖夜が怖いと思った。

家なのに･･･

妹のパパは終わったのか部屋から去っていった。

私の心も体もただ痛みだけが残った。
えぐるような痛みと恐怖心。