好きを繋ぐメロディー

「あのさ、色葉に弾いてほしい曲があるんだ」

ある日、キミは私にリクエストをしてくれた。

「この曲なんだけど......」

キミはスマホを手にとると、音楽を流し始めた。

ピアノの音色が何処か儚くて凄く綺麗なメロディー

「素敵な曲だね!」

「俺、この曲大好きなんだ。いつか聴かせて」

「分かった!」

「楽譜なんだけど、今度色葉の家に遊びに行く時に渡すね」

「うん!」

「楽しみに待ってて」

キミは笑顔を浮かべていた。
< 5 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop