・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
三雲先輩の手は、そのままゆっくりと首の方へと移動していく。


「三雲先輩…。」


私がそう言って嫌だと手をゆっくり三雲先輩の元に伸ばすと、三雲先輩は手を止めた。


「『三雲先輩』か。
先輩って言われるとは思ってなかった。」

そう言ってふふっと笑った。

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