・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
すごくお洒落な大人な雰囲気の漂う部屋。

でもどうしてだろう、少し寂しい感じがした…。


とてもいい匂いの漂うコーヒー。
その匂いがキッチンの方から漂ってきた。

コーヒーの入ったカップを三雲先輩が静かにテーブルに置いてくれた。

「ありがとうございます。」

私は一口、口に含んでその美味しさに驚いた。お店で出てくるような、そんな美味しさだった。


「美味しい。三雲先輩ってコーヒー入れるのすごく上手なんですね。」
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