・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
初めて来る飲み屋には、知らない人だらけであった。
私は周りをぐるりと見回した。

大勢の人がいる。
大学入りたての自分とは違って、大人っぽい雰囲気の先輩が綺麗なグラスに綺麗な色の飲み物を持って…。
輝いて見えた。

あれはお酒だろうか?


まだ18歳の自分には程遠いものに見えた。
この空間全体が、自分から浮いていた。
自分がここから浮いている事で、憧れが心を支配した。


そんな空間を遠目に見ていると、大人っぽい雰囲気の空間に一層大人っぽい、エロスに満ちた男の人の集団を見つけた。
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