・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
それだけ恋してた、
訳じゃなかった。


別に、どうでもよかったのだ。
私は、「別にいい。」と先輩の目を見つめてそう言った。

きっとこれは一種の破滅願望


「そっか。」

三雲先輩は素っ気なくそう言って、私をすっと持ち上げた。

三雲先輩はソファーに座って自分の上に私を座らせた。

「えっ…。」
私は驚いて、左右に顔を動かして先輩の方を見ようとした。

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