・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
そして夜が終わり
朝、カーテンの隙間から光が差し込んでいた。


横を見ると、いつから起きていたのだろうか?、先輩がこちらを向いてニコリと笑っていた。


「おはよう」そう言う先輩。

笑顔の先輩に
優しい先輩に、私は驚いた。

一回で捨てられるのではないのか?
『早く起きろ。』と、
『じゃあまたいつか。』と、そう冷たく言われて私は玄関を出るはずではないのか?

おかしい。
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