・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
そして数日が経っても、私はポイッと捨てられることなく、
大学へと通いながら
ある日は三雲先輩のいる美容院に
ある日は三雲先輩のお家に
という生活を続けていた。


そんな生活を私がおくっている中、明梨は蒼翔先輩から、その周りの先輩方にまで仲を広めていた。
明梨はどんどんと顔が広くなっていく。
それで、飲み会の時に蒼翔先輩の隣、三雲先輩ではない方にいた人と付き合い始めたそうだ。
確か名前は…湊(みなと)

嬉しそうに彼の事を話す明梨を見て、私はいまの自分と三雲先輩の関係が果たして良しとしていいのかと思った。

セフレの関係にある私と三雲先輩


いつかは終わってしまうこの関係。
好きかと言われたら、分からないとしか言いようがなかった。
じゃあ嫌いかと言われたら…、私は答えられなくなった。
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