・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
長いまつ毛を持ち上げて私を見つめた。

瞳の奥が、とても澄んだ綺麗な色をしていて、とても優しい目をしていた。

でも、なんだろう。
こわい?
いや、そうじゃない。
大人の色気?と言うのだろうか
それも尋常じゃない。

「よろしく。」
そう言ってニコリと笑った彼の顔に、私の心臓が強く波打った。



「俺、この子。」
蒼翔先輩に耳打ちしてる彼の声が微かに聞こえた。
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