・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ

俺はそんな昔の自分と乃亜が重なり、急に胸が苦しくなった。

俺は堪らず乃亜をグッと抱きしめた。


「先輩、浮き輪。浮き輪、ひっくり返っちゃいます。」
明るい声で、乃亜はそう言って俺の肩をポンポンと叩いた。
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