・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
その時、私はバーベキューの時の先輩を思い出した。


なんともないような様子だったけど、
なんとなく、一瞬だけど
私には三雲先輩が少し悲しそうな顔をしたような気がした。


急に先輩に触れたくなった。


私は手を伸ばして、先輩の服を少し引っ張った。
先輩の肩を自分の方へと、そっと引き寄せる。

「先輩、今日はありがとう。」

私はそう囁いて、先輩にそっとキスをする。
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