・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ
「ところで明梨ちゃんたちは何学部?」

蒼翔先輩が明梨に近づいてそう訊いた。


「私は文学部です。で、乃亜は理工学。」
「そうなんだ。俺は、国際なんだわ。」

明梨と蒼翔先輩が意気投合している中で、私は置いてきぼりになり始めて、焦ってその輪に入ろうとした。


でも、、、

まあ、いっか。



私は手元にある、テーブルのジュースをとって口元に運ぶ。
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