いつも君がそばにいた
後ろから
「羅夢ちゃん。」
と声が聞こえた。
私は普通に振り返ると
その瞬間
いきなり抱き付いてきて
「好き」と耳元でささやかれた
「翔..君??」
私はパニくっていた
すると
図書室の入り口で
誰かが足を止めた。
誰かの気配がした。
でも
私と翔君は止まったまま。
図書室の入り口にいた影は
いつのまにか消えていた
私は
「好きって言ってくれてありがとう」
と言った
私はちょっと間をあけて
「でも...」
と言って
私の口は止まった
翔君は私を手放して
「...ごめんね」
と言って立ち去っていった
私は教室に帰ろうとした
その時
屋上につながる階段に
電気がついていた
私は恐る恐る階段を上がった
すると
声が聞こえた。