いつも君がそばにいた



後ろから

聞き覚えのある
暖かい声がした

私はびっくりして固まる



「ぇ、てかあんたしか居ないし」

私は軽い口調で喋る



「...そっか」

悲しそうな声
声でわかる


後ろを振り向くと
あなたの姿は見えなかった



(悪い事言っちゃった)


そう思い下を見つめて
私は悲しい表情を浮かべる

そしてため息をつく




「ため息つくとブサイクが超ブサイクになるゾ」
私は上を見る
コイツなりに私を慰めてるのかな


「ブサイクで悪かったなぁ」

苦笑いしながらちょっと喜んだ顔をする



「ブサイクでも笑った方がましだな」
ニコッと笑って私の方を見る
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