光と影〜影は己の道へと駈ける〜








俺は、兄貴の見舞いに来ていた。



でも、知らない大人が沢山いて、親もその大人達と話していて…寂しかった時だ。



?「…ねぇ、ねぇ!」



突然、女の子に、声をかけられた。



永遠「…なに?」



?「これ、えいえんってよむんでしょ?ようちえんのえほんでよんだんだぁ〜」




俺の鞄についたネームプレートを指しながら女の子は言った。




永遠「…いや、これはとわ…」



?「わたしはね!ちかげっていうの!よろしくね!えいくん!」







それが…千影…いや、初恋との出会いだった。









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