光と影〜影は己の道へと駈ける〜





それが…あの桜公園。



俺は来る度毎回千影を探した。



そして…ある日、千影はお姉さんが退院するからもう会えない、と泣いてしまった。


俺は…千影に泣いて欲しくなくて…あのゴムをプレゼントした。



永遠「…ちかげ、またあえるよ、だからこれもってて、やくそく。」


千影「…うんっ、えいくん、またあおうね!」






俺が見た最後の千影は…笑顔だった。







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