生贄の花嫁 〜Lost girl〜
―奏side―
心配になった僕は朝食をとり終え花月の部屋に行く。花月…大丈夫かな…。
コンコンッ
「花月~、お見舞いに来たよ~。」
ノックをしてからしばらく待つが反応がない…お風呂にでも行っているのかな…?それはそれで…チャンス?そんな悪魔の囁きが僕の中で生まれてくる。
「きゃははは!それ、ほんとなの!?」
何やら聖の部屋から楽しそうな笑い声が聞こえる。聖、こんな笑い方してたっけ?
それに、まるで女の子みたいな声…
女の子みたいな声!?まさか……
急いで聖の部屋に行く。今の花月に何かあったら…
勢いよくドアを開けると顔がふにゃふにゃになった花月がいた。
「花月!?」
「あ~!奏ら~。今ね…フフフ、聖さんとね皆の面白い話してたんだよ~!」
「花月?なんか、変だよ。」
「実は…花月、ウイスキーボンボンを食べて…。」
「悠夜さんらね~、前に学校でドアに頭ぶつけたんらって~。でね、そのとき大きなタンコブできたんらって~!奏のも聞いたょ~、前に制服を後ろ前に着ちゃって、放課後まで気づかなかったんれしょ?ウフフ。」
うわぁ…花月、酔うとこんなに酒乱になるのか…それに、そんな暴露話してたの?
「ほら、部屋に戻ろう。」
「や~ら~!もっと話すんら~!」
「今日はもう終わりにするぞ。これ以上食べたらいろんな意味で危ない…。」
「聖さんが言うならそうする~!」
「ほら、立てる?」
花月に自分の肩を貸し立ち上がらせる。ふわっと香るシャンプーの香りが僕をドキドキさせる。
「奏、悪いな…。」
「まあしょうがないよ。ほら、部屋だよ。花月…?」
話しかけるが返事が返ってこない。もしかして寝てる?
「花月、お部屋!」
「奏……。」
「え…?いきなりどうしたの?」
「ちゅー!」
ちゅー?
と、その瞬間に僕の視界が天井に変わった。唇には柔らかい感触。
「花月チャン、お見舞い来た…イヤ~ン!」
心配になった僕は朝食をとり終え花月の部屋に行く。花月…大丈夫かな…。
コンコンッ
「花月~、お見舞いに来たよ~。」
ノックをしてからしばらく待つが反応がない…お風呂にでも行っているのかな…?それはそれで…チャンス?そんな悪魔の囁きが僕の中で生まれてくる。
「きゃははは!それ、ほんとなの!?」
何やら聖の部屋から楽しそうな笑い声が聞こえる。聖、こんな笑い方してたっけ?
それに、まるで女の子みたいな声…
女の子みたいな声!?まさか……
急いで聖の部屋に行く。今の花月に何かあったら…
勢いよくドアを開けると顔がふにゃふにゃになった花月がいた。
「花月!?」
「あ~!奏ら~。今ね…フフフ、聖さんとね皆の面白い話してたんだよ~!」
「花月?なんか、変だよ。」
「実は…花月、ウイスキーボンボンを食べて…。」
「悠夜さんらね~、前に学校でドアに頭ぶつけたんらって~。でね、そのとき大きなタンコブできたんらって~!奏のも聞いたょ~、前に制服を後ろ前に着ちゃって、放課後まで気づかなかったんれしょ?ウフフ。」
うわぁ…花月、酔うとこんなに酒乱になるのか…それに、そんな暴露話してたの?
「ほら、部屋に戻ろう。」
「や~ら~!もっと話すんら~!」
「今日はもう終わりにするぞ。これ以上食べたらいろんな意味で危ない…。」
「聖さんが言うならそうする~!」
「ほら、立てる?」
花月に自分の肩を貸し立ち上がらせる。ふわっと香るシャンプーの香りが僕をドキドキさせる。
「奏、悪いな…。」
「まあしょうがないよ。ほら、部屋だよ。花月…?」
話しかけるが返事が返ってこない。もしかして寝てる?
「花月、お部屋!」
「奏……。」
「え…?いきなりどうしたの?」
「ちゅー!」
ちゅー?
と、その瞬間に僕の視界が天井に変わった。唇には柔らかい感触。
「花月チャン、お見舞い来た…イヤ~ン!」