隣のキケンな王子様!


「その指輪が返ってるってことは、由梨ちゃんがあの時の子でしょ?

いやいやビックリ。あの小さい由梨ちゃんにまた会えるとは思わなかったわー」




まるで本当に小さい子をあやすように、頭をくしゃっと撫でられたけど、


どうすることもできないあたしは、


ただぼう然と立ち尽くすしかなかった。



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