隣のキケンな王子様!


「信じらんない……」



でももう、あたしの部屋なんだからさっ、



「も、もう2度とこんなことしないでくださいっ。すっごくびっくりしたんだからっ!」



仁王立ちで叫ぶと、



「覚えてたらね」



軽い感じで答える男の人。



「覚えてたらって……」


「今日もついうっかり」


「うっかりって……」


「まあいいじゃん。隣同士なんだから、仲良くやろーぜ」


「……ちょ、」



なんて軽いヤツ!



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