隣のキケンな王子様!
今年はなぜか、震災に始まり、愛犬が天国に逝ったり…その他のイヤなことが重なる年で、
マイナス面ばかりに気を取られ、私も由梨みたいに「不幸だな…」とか思ってました。
やりたい事と、実際にやっている事とのギャップにも悩みました。
そんなとき、震災後、数か月経ったころ、
新聞で瀬戸内寂聴さんのコラムを読みました。
「悲しみや辛さを全て引き受けていってくれた方々に報いるためにも、私たちは、精一杯生きねばならない」
そんな内容のお話でした。
その言葉に、深く頷きました。
頑張らなくちゃと思いました。
でもやっぱり、ツライものはツライ。
苦しい時は苦しい。
頑張っていても、明るくいようとしても、ココロが折れそうな時は必ずある。
奮い立って、また落ち込んで、再び立ち上がって、また落ち込んで…
そんな繰り返しなんでしょうね。
だからこそ、小さな幸せに触れることができたとき、
生きていることの喜びと意味を知るんだな、と思います。