最強総長は私の彼氏
それからはお互い何も話さずにいた
でも手を繋いでいるから恥ずかしい…
静かな時間でも凌牙くんといると不思議と気まずくはならない
私は恥ずかしさを隠すために窓の外をずっと見ていた
この街は夜景が綺麗だから見とれていた
「ありがとうございました。」
運転手さんにお礼を言って凌牙くんの家に入っていく
「ひろ〜い!綺麗!」
「ふっ。そうか?真菜のところだって同じくらいだろ?」
凌牙くんの家はこの辺で有名なマンションの最上階なんだ
最初に行った時は驚きすぎて開いた口が塞がらないくらいだった
何回来ても驚きの言葉しか出てこない
私の家も広いけど凌牙くんの家はまだまだ広くてすごい
「う〜ん。そうだけど雰囲気が全然違うの!」
私の家はパパとママの希望で和室が多い部屋になっている
私も大好きなんだけどね!
でも凌牙くんの家は洋風がメインの部屋になっていて別世界に来たみたいになる