最強総長は私の彼氏

「でも、まだ祭りまで時間があるな。」




ん〜そうだよね




「どうしよ。」




今は昼前の午前11時だから祭りが始まるまで7時間くらいもある




「祭りが始まるまでどっか行くか。どこ行きたい?」




『どこか行きたい?』


この言葉を聞いて迷わなかった





「水族館!」




私は水族館が大好きだから凌牙くんと行ってみたかった





「ふっ。子供みたいだな。よし、行くか。」




なっ!また子供扱い!




言い返してやろうとしたけど、そんな私が分かったのかギュッと手を繋いできた




「はぐれたら危ないからな。」




「子供じゃないもん!」




そう反抗しながらも私も手を握り返した








まずは水族館に行くために電車に乗った




人がすごい居たから何度も押されて転びそうになったけど凌牙くんが助けてくれた





私を窓のほうに連れてきて凌牙くんが自分の背中で私を守ってくれた




いわゆる壁ドンみたいな状態




……







< 50 / 75 >

この作品をシェア

pagetop