最強総長は私の彼氏

みんなの色が違ってとても綺麗




大きさも形も違う





「あっこれ、凌牙くんに似てる…」





私が見たのはこの水槽の中でも一際目立っているサメだった





大きいのはもちろんだけど他の魚と比べてどこかオーラが違った





「は?どこが似てんだよ。」





「似てるよ。すごく似てる。」





「ふっ。なんだよそれ。」





凌牙くんはなぜかすごく笑っている





似てるって言ったのが面白かったのかな?





でもこのサメを見た時、1番に思い出したのは凌牙くんだった





そのサメは周りを見ないで真っ直ぐに進んでいく




それが光の反射で輝いて見えて美しかった





それも凌牙くんに似ているのかもしれない









「真菜これ見ろよ、真菜にそっくり。」





サメと凌牙くんのことを考えていたから凌牙くんの声に驚いた









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