最強総長は私の彼氏
「真菜は何も分かってない。俺がどれだけ頑張って耐えてるか。」
「嘘ばっか…だって凌牙くん… 」
私が最後まで言う前に温かい何かに包まれてしまった
「っ!!!!」
凌牙くんの胸の中
「これでもわからない?」
……えっ…
大きく鳴る心臓の音
これは凌牙くんのものだった
「凌牙くんの心臓の音大きい…」
「うん。これでわかった?俺がどれだけ真菜にドキドキしてるか。」
確かにこの心臓の音は凌牙くんのものだった
「う、ん。本当だ…ごめんなさい…」
少しでも疑った私が馬鹿みたいに思えてくる
「本当は内緒にしてくつもりだったけど」
「ダメだよ。凌牙くんもドキドキしてるってこと知りたいから。」
「うん。ドキドキしてる。」
凌牙くんもドキドキしてることを知れて安心した
ヒゥーウドーン
急にのことだった…
大きな音とともに空全体が鮮やかな光でいっぱいになった