秘密の恋
そう考えてるうちに先生はパパっと手当を終わらせる。

「とにかく今から先生じゃなくなるから、手当も終わったし」

…まさか

「廉斗?な、にするの?」

「決まってるでしょ?」


ニコッと笑ってとびっきり甘い手当をたっぷりしてくれた。


『んっ……ふぁっあっ……も、だめっんんっ!』


ドンドンと胸を叩いたらやっと離してくれた。


『はぁはぁ……もうっ!廉斗!』

プクッとほっぺを膨らませてちょっと怒ったふりをする。


本当は全然怒ってないんだけどね。
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