秘密の恋
『れ、廉斗!降ろして!』

じたばたと動きながら訴えるけど、全く降ろす気配なし……。


ガチャ────


ムワッとした空気が私たちの周りを囲む。

スモークかかってるみたい……じゃなくて!


『廉斗!もういいでしょ!?』

「ん〜そうだね」


私をそっと床に降ろしてくれる。
ほっとしたぁ……。

心臓ドキドキ通り越してバクバクだよ!
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