秘密の恋
『じゃあなんで……?声怖かったもんっ』


怒ってないならなんで……?


「それは……千華が可愛すぎるから」

可愛すぎる、から?

『意味が分からないんだけど……?』

はぁ、とため息をついて廉斗はゆっくりと口を開く。

「お風呂出てからシたいから」

んなっ!?


『そんなこと……』
気にしなくていいのに。

「気にしなくていいのに?」

!?

『な、なんで!』

あなたはスパイか!……あ、エスパーか。

「え、当たり?」
< 65 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop