秘密の恋
廉斗、無反応なんだけど。

やっぱキモかったかな。可愛くないし。


私はそーっと布団を出ようとする。


「させるかよ」


廉斗は私のお腹周りに手を回して私をぴたっとひっつける。


「こんなんされたら、もう起きれないんだけど?」


あぁ、キモイわけじゃなかったんだ!そこは安心、だけどさぁ?

『……まさか、しないよね?』


朝っぱらから……?確かに今日土曜日だけど!
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