不思議な関係
私たちはあくまでも健全な仲、というかただの友達なので、亮介は一人暮らしだけど家に行ったことはない。ちゃんと終電には帰るし。


ここまできてやっぱり体...?いまさら...?

いや、そんなはずは...。


とか色々考えてたら亮介が口を開いた。



「同棲って言っても俺の家になるけど。家賃も光熱費も全部俺持つし。こんなワガママ付き合ってくれるなら。」

「うーん...そういうことじゃない気がするよ...。」



実家暮らしの私にその辺はあまり関係がないし。



「てか、亮介モテるんだからさ。彼女なんて作ろうと思えばできるでしょ。」

「全然好きになれないんだよね。近づいてくる子。」



うわ、めっちゃ腹立つ...笑
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