僕と私のはじまりの夏 #明side
「ううん、僕がいたくて
図書館にいたんだから気にしないで」
本をたくさん読めてうれしかったよ、
そう言って笑う晴君は優しい
「本当ごめんね...
何かお礼したいんだけど....あっ!」
「どうかした?」
「晴君!甘いの好き?」
私の急な質問に少々
戸惑いなからも答えてくれた
「うん、好きだよ?」
「じゃあ、明日時間ある!?」
「うん、大丈夫だよ」
それがどうかしたの?と
首を傾げる姿もかっこいい