僕と私のはじまりの夏 ＃明side

「うーん、明後日の朝には
もういないかなぁ」

詳しい時刻は決めてないんだ、
と言う晴君

「そうなんだ......」

相づちは打ったものの
あまり 頭には入ってこなかった


"明後日の朝にはもういない"


その言葉が、
私にとって衝撃的だったから




.....まだ晴君と一緒にいたい
私はそう思ってしまったんだ