エリート御曹司と婚前同居。 〜人助けしたら、契約結婚させられそうです〜
麗央さんと想いが通じて恋人となった。あの翌日に『俺と付き合ってください』と言われ了承した。
「ねぇ、美唯……もうすぐ試用期間が終わるね。」
「あ……うん。そうだね」
「決まった……かな?」
出会って三ヶ月……試用期間が終了時期が近づいてきていた。
まだ三ヶ月、もう三ヶ月。こんなに濃い三ヶ月は初めてだった。
「決まりました、私は─︎─︎」
「答えは最終日に聞こう、俺も用意しなくてはいけないモノがあるからね」
「分かりました……最終日まで、よろしくお願いします」
麗央さんは私の肩に腕を回すと、唇を重ねた。
「んっ……麗央、さん」
大好きです、すごくすごく……。
「あぁ……可愛すぎ。今から君を抱くから」
「まだ、お昼ですっ! 」
「夜まで待てって? そんな……君は拷問だな、我慢できない……」
麗央さんの唇が私の耳を触れるようにキスをして舌でなぞっていく。耳から首筋に移動すると、私の身体の体温は上昇していく。
「は、恥ずかしいっから……見ないでっ」
彼の手が私の服の裾から入ると、ブラのホックがプチッと外れた音がした。
それを合図に私に快感が襲っていく……また、彼に溺れる。