エリート御曹司と婚前同居。 〜人助けしたら、契約結婚させられそうです〜




「……おはよ、美唯」

「おはよ……う?」


目を開けると上半身裸の麗央さんがいて、パッと起き上がる。

あ、あぁそうか……戻ってきたんだった……。


「あのさ、美唯、また誘ってるの……?」

「え……そんなこと、な……」


「ない」と言おうと思ったのに麗央さんは私にキスをすると私の胸に触れ、指でなぞった。

それだけで身体が反応してビクッとする。


「好きな子がこの格好とその表情で目の前にいて、理性保てる男はいねーから……」

「んんっ……ぁ……っ」

「あー……もう止めれないから。一年分させてもらうよ」

「きっ、昨日も、した……ぁ、……じゃ、ない……っん」 


麗央さんは首筋から胸まで舌を這わせる。指でなぞられた時よりも……すごい、快感が襲ってきた。


「美唯はやっぱり、感度がいいね……」

「……そんな、こと……言わないでっ……ぁ」


また、君に落ちていく……君が好きだと身体がさけんでいた。











< 50 / 57 >

この作品をシェア

pagetop