毎日お前の事で頭がいっぱい
あれから1週間何事もなく過ごした



いつもの様に…なつみと帰ろうとした時



教室の外がガヤガヤ騒がしい



「なつみ…何かあったのかな⁇」



「うん…なんか騒がしいね」



と…言いながら教室を出ると




「紅緒ちゃん
なつみちゃん一緒に帰ろう」



目の前には…



篤志先輩だった
まあ郁弥先輩も…もれなく隣にいたけど…



「先輩…あのういいんですけど…
この周りの人達が怖いんですけど…」



と…小さい声で言った



周囲は郁弥先輩と篤志先輩がいるから
先輩達は取り囲まれていて
私達は睨まれてるんですけど…



篤志先輩は



「みんなごめんね
俺達この子達と帰るから」



取り囲んでいた人達は私達を睨んで
帰って行った



篤志先輩はそれを気にしない感じだった



「気にしないで」



と天使の笑顔で言った



「気にしますよ」



案外…篤志先輩天然な所がある事に
気づいた



まあ結局四人で帰ったけど…


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