毎日お前の事で頭がいっぱい
「ごめんね
先生1時間ほど留守にするけど…
大丈夫⁇」



「はい」



先生は保健室から出て行った



途端に怖くなった



涙が出てくる



「怖いよ…怖いよ…」



ベッドの上で足を抱えて耐えた



恐怖が襲ってくる



「怖いよ…怖い…助けて…」



その時ふあっと抱きしめられた



「お兄ちゃん⁇」



「大丈夫だから…大丈夫だから」



背中をさすってくれる



身体の震えが落ち着いてきた



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