毎日お前の事で頭がいっぱい
好きになってもいいですか⁇
部屋に入って横になった



恐怖と不安で涙が出る
でもお兄ちゃんには言えない



その時ケータイのバイブの音が響いた



手に取ると



郁弥先輩だった



『もしもし』



『もしもし…大丈夫か⁇
もしかして不安で泣いてるかと思って…』



『泣いてませんよ…』



あきらかに涙声



『今から行こうか⁇』



『えっ!どこにですか⁇』



『お前ん家に決まってんだろう⁇』



『いえ…大丈夫です』



嬉しかった郁弥先輩の優しさが…



『実は俺…もう家の前に来てんだ』



『はあ⁇嘘ですよね⁇』



『嘘じゃない…窓開けてみ!』



急いで窓を開けたら郁弥先輩の姿



『なっ!』



電話を切って急いで外に出た



嬉しかった









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