キミに恋なんてありえない!?
「…はぁーあ。めんどくさいライバルかよ。
まあいいや。また今度カラオケ誘おっと」
今回は蒼王子に譲るねと言い去っていった先輩。
「お前…初恋まだじゃねーのかよ?」
「いや、まだわかんねーよ。家帰って萌桃の顔見て決めるわ」
早く家に帰りたい。萌桃が心配なのもあるけど、会いたい。
「ねえどうしよう!柊夜!
俺どうしたらいいかわかんねえよ!
初めてなんだよこんな気持ち!!!」
気づいた俺はプチパニック状態。