キミに恋なんてありえない!?




はぁ〜と大きなため息をつくと廊下からガタッと音がした。

…え?


廊下に顔を覗かせると


「…えっ、え!?は!?え、いつからいたの!」


廊下にいた人はあちゃーと頭をかきながら目を逸らした。


「も、もしかして蒼、今の……聞いて…!?」


そう、廊下の壁に寄りかかっていたのは蒼だった。

私の視界からは見えなかったから廊下確認した時には見えなかったんだ。




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