キミに恋なんてありえない!?




「萌桃、顔真っ赤」


「…う、うるさい!」



いつの間にか蒼の顔の熱は冷めていた。

真っ赤だってことを指摘され、さらに体温が上がる。



「い、言わないでよぉ…」


恥ずかしさのあまり、声がどんどん小さくなってく。


プシューと沸騰してしまいそう。
こんな感覚は初めてだったので戸惑う。




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