キミに恋なんてありえない!?




その人は咲間萌桃という名前だった。

萌桃って名前…うん、似合うな。
この俺が息を飲んでしまうほどその人はまさに"高嶺の花"だった。


でもこの名前…どこかで…

学校で噂されてたような、?でも同じ学校だったわけじゃないし…





そう思いながら萌桃を部屋まで案内した。

萌桃の肩に乗ってるもこは少し俺を警戒してるよう。




そこからしばらく萌桃と話していた。





……こいつは他の奴とは違う



他の奴は俺と喋る時下心丸出しだった。俺から話しかければその子は後で他の子に抜け駆けするなって責められる。


でもこいつは違う。

俺が無理しているのを見破った。






チャラくなんてことないってことにこいつは気づいたんだ。






その時の俺は





これから恋をしてしまうということをまだ知らない




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