キミに恋なんてありえない!?




「うちのクラスの人が借り物競争で爆弾引いたら面白いな」

「え、爆弾って……あの、やばいやつ?」

「そう。やばいやつ」



外を歩きながら羽瑠と話した。
やばいやつで通じ合ううちらはすごいと思う。


賑わう人達を見ると堤先輩の姿もあった。

……あれだけ言っちゃったし気まづいな。



すると後ろから誰かにポンッと肩を叩かれた。


「よっ」



振り返ると蒼と柊くんの姿が。




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