キミに恋なんてありえない!?



「うわっハチマキも似合うとかさすがイケメン」



と羽瑠は蒼と柊くんを交互に見ながら言った。


「ありがとう」



蒼は羽瑠にイケメンスマイルを向けた。
……違和感ありすぎる。絶対素の方がいいのに。



「羽瑠もかわいーの!ハチマキ似合いすぎてる!」



羽瑠はハチマキを使ってヘアアレンジっぽく結んでる。



「ハチマキが似合うってなんか複雑なんだけど。
絶対萌桃の方が可愛いし」

「んな!なわけ!
羽瑠がいちばーん!」


羽瑠は自分の可愛さわかってないんだ!と思っていると蒼が急に吹き出した。



< 146 / 319 >

この作品をシェア

pagetop