キミに恋なんてありえない!?
「うわっハチマキも似合うとかさすがイケメン」
と羽瑠は蒼と柊くんを交互に見ながら言った。
「ありがとう」
蒼は羽瑠にイケメンスマイルを向けた。
……違和感ありすぎる。絶対素の方がいいのに。
「羽瑠もかわいーの!ハチマキ似合いすぎてる!」
羽瑠はハチマキを使ってヘアアレンジっぽく結んでる。
「ハチマキが似合うってなんか複雑なんだけど。
絶対萌桃の方が可愛いし」
「んな!なわけ!
羽瑠がいちばーん!」
羽瑠は自分の可愛さわかってないんだ!と思っていると蒼が急に吹き出した。