キミに恋なんてありえない!?





「もう1人は柊くん?」

「おう」


夏休みだもんね。最後にイベントほしいよね。

それに……



「い、行きたい!!花火!!見る!!」


花火見たいもん!!

ドキドキなんて忘れて花火で興奮していると前から笑い声が聞こえた。



「ふっ…。じゃあ行こう。楽しみだな」


と笑いながら蒼は私の頭に手を置いた。


ドキッ


かぁぁと顔が熱くなるのがわかり急いで顔を隠す。


心臓に悪いよ……。




ドキドキが鳴り止まないまま3人で教室に戻った。



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