キミに恋なんてありえない!?



楽しみなこと……。
なんだろうと考えていると蒼が私の耳に口元を近づけた。


え!?え!?近くない?



「2人きりじゃん。楽しみだね」



っ!?!?

私の耳元でぼそっと呟く蒼。


ドキッと胸が高鳴り近くにいるとやばいと思った私は耳を抑えながら後ろに下がった。

顔が熱い。ドキドキうるさい。



「あれ?萌桃ちゃん顔赤いねー?」


ニヤニヤと私を見つめる蒼。

なんか、蒼私への対応変わった……?
熱でもあるの?

ってか


「お、お前確信犯!?」


その顔そうだよね!絶対計算してるよね!




< 206 / 319 >

この作品をシェア

pagetop